週明けの円相場の方向性に注目か

週明けは、円安によって170pipsほどの大きな上窓でスタート。米ドル/円は149円台前半で堅調に推移しており、先週安値の146.600付近から約250pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの149.500付近を上抜けた場合は、150.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの149.000付近を下抜けた場合は、148.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏まで上昇している状況のため、上抜けた場合はストップロスによる急騰に警戒したい。

本日は、26時に欧・ラガルドECB総裁の発言、27時半に英・ベイリーBOE総裁の発言が予定されている。日本の自民党総裁の選挙後になるため、週明けのロンドン市場・NY市場での米ドル/円の方向性に注目したい。また、米国の政府閉鎖の影響によって雇用統計や貿易収支などの経済指標が延期となっているため、リスクオフによる急変動に警戒したい。

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