2026.10.28
前日のNY市場は、AI半導体関連の新たな投資材料を受けてハイテク株が買われ、ナスダック総合は1.18%高、S&P500は0.60%高となった。一方、NYダウは0.03%高と小幅な上昇にとどまり、相場全体が一様に強いわけではなかった。米10年債利回りは5%前後で横ばいとなり、ブレント原油は1.67%安と反落。米ドルは対ユーロなどで底堅く、ドル円も157円台後半まで上昇した。FOMCを控えて積極的な売買は限られるものの、株式ではリスク選好が維持された。
テクニカル的に見ると、ドル円は27日に157.42円を安値、157.99円を高値として約57銭の範囲で推移し、終値は157.95円付近となった。28日の東京時間も157円台後半を中心に推移しており、158円の節目を明確に突破できるかが目先の焦点となる。上抜けた場合は158円台での定着が次の注目点となりそうだ。一方、157.40円近辺を下回ると、157円の節目を探る展開も考えられる。FOMC直後は節目を挟んだ急変動に注意したい。
本日の指標は、09:30の豪州9月CPIが予想を上回る前年比4.3%となり、10:00にはNZ中銀が政策金利を2.75%で据え置いた。今後は、16:00にドイツのGFK消費者信頼感、21:30に米卸売在庫が発表される。さらに22:45にカナダ中銀の政策金利決定、23:30に米EIA週間石油在庫統計が控える。NY時間の最大の焦点は27:00のFOMC声明と27:30のウォーシュFRB議長の会見だ。政策金利だけでなく12月以降の見通しを確認し、ドル円の節目攻防を見極めたい。
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