2026.10.29
前日のNY市場は、FOMCが政策金利を3.75~4.00%で据え置いたものの、主要株価指数は小幅高で取引を終えた。NYダウは0.19%高、S&P500は0.28%高、ナスダック総合は0.27%高となり、半導体関連株への買いが支えとなった。原油は中東での供給不安を背景に上昇し、WTI原油は3%高の102.78ドルで終了。米10年債利回りは前日の4.99%から5.05%へ上昇した。FRB議長会見を受けて金利見通しが揺れる中、ドル円は158円付近で方向感を探った。
テクニカル的に見ると、ドル円は28日に157.65円を安値、158.35円を高値として約70銭の値幅で推移し、157.84円付近で取引を終えた。直近は158円を挟んで上下しており、上値では前日高値の158.35円付近を超えられるかが焦点となる。突破すれば158.50円や159円といった節目が次の目安となりそうだ。一方、157.65円付近を下抜けると157円台前半を試す可能性がある。今夜の米物価とGDPの発表時は値幅の急拡大に注意したい。
本日の指標は、18:30に英国の消費者信用残高、19:00にユーロ圏の経済信頼感が発表される。NY時間の21:30には米9月PCE価格指数、7~9月期GDP速報値、新規失業保険申請件数が集中し、米金利とドル円の変動が大きくなる可能性がある。22:15にはECBの政策金利、22:45にはラガルドECB総裁の記者会見も控える。前日のFOMCが金利を据え置いただけに、物価と景気の数字を受けて158円の節目攻防が強まるか見極めたい。
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