米国の大手金融決算に注目か

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。FOMC政策金利＆声明発表後は米ドル買いの流れが強まり、米ドル/円は149円台中盤まで約150pips上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの150.000付近を上抜けた場合は、151.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの149.000付近を下抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、下値の堅い展開が続いているため、新たな材料が出るまでは上値余地を探る展開となるだろう。

本日は、正午過ぎに日本の政策金利&声明発表、15時半に日・植田日銀総裁の発言、21時半に加・GDP、米・新規失業保険申請件数、米・個人所得、米・PCEデフレーター、22時45分に米・シカゴ購買部協会景気指数、時間未定で南アフリカの政策金利&声明発表が予定されている。また、アップルやアマゾンなどの米主要企業の第2四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

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