月初要因と雇用統計に注目か

glitch

2025.08.01

NEW

月初要因と雇用統計に注目か

glitch glitch
月初要因と雇用統計に注目か
本日のポイント
  1. 1 欧州の消費者物価指数
  2. 2 米国の雇用統計

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。円全面安になったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は150円台後半まで約200pips上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの151.000付近を上抜けた場合は、152.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの150.000付近を下抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏を上抜けて推移しているため、新たな材料が出るまでは上値余地を探る展開となるだろう。

本日は、18時に欧・消費者物価指数、21時半に米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給など)、23時に米・ISM製造業景況指数、米・ミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、雇用統計後の米ドル/円の方向性に注目したい。また、月初要因による突発的な値動きが想定されるため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


期間
限定

新規口座開設で

18,000円プレゼント!