159円近辺のドル円、米リッチモンド連銀指数で節目攻防が続くか

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2026.05.27

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159円近辺のドル円、米リッチモンド連銀指数で節目攻防が続くか

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159円近辺のドル円、米リッチモンド連銀指数で節目攻防が続くか
本日のポイント
  1. 1 ニュージーランド準備銀行(RBNZ)政策金利
  2. 2 米国5月リッチモンド連銀製造業指数

前日のNY市場は、米国の休場明けで取引が再開され、株式市場ではハイテク株を中心に買いが優勢となった。S&P500種は0.6%高、ナスダック総合は1.2%高となり、ダウ平均は0.2%安と小幅に下落した。米国とイランを巡る協議への期待がリスク心理を支える一方、原油市場は中東情勢の不透明感を背景に振れやすく、WTI原油は90ドル台前半で推移した。米10年債利回りは低下し、米金利の上昇は一服したものの、為替市場ではドルの下値も限られ、ドル円は158円台後半から159円近辺で推移した。全体としては、株高と米金利低下が並行するなか、原油動向と中東情勢をにらみながら方向感を探るNY市場だったといえそうだ。

テクニカル的に見ると、ドル円は足元で159円近辺に位置しており、上値では159.20円から159.50円付近が直近レジスタンスとして意識されやすい。ここを明確に上抜けると160.00円の節目を試す展開となるかが焦点だ。一方、下値では158.50円前後が最初のサポートとなり、ここを割り込むと158.00円、さらに157.50円付近まで下値を探る可能性がある。今回は節目攻防の展開となりやすく、159円台では為替介入警戒や利益確定売りも意識されやすい。米リッチモンド連銀製造業指数を受けて米金利とドルが動く場合は、159円台定着を試す動きとなるのか、節目手前で上値を抑えられるのかに注意したい。

本日の指標は、15:45にフランス5月消費者信頼感指数、20:00に米国MBA住宅ローン申請指数、23:00に米国5月リッチモンド連銀製造業指数が予定されている。既に発表されたRBNZは政策金利を2.25%に据え置き、今後のインフレ圧力や政策見通しが意識されやすい内容となった。米リッチモンド連銀製造業指数は前回3から4への小幅改善が見込まれており、米製造業の底堅さを確認する材料となる。NY時間は米製造業指標を受けた米金利とドルの反応を確認しながら、ドル円が159円台を維持できるのか、それとも介入警戒や利益確定売りに上値を抑えられるのかを見極めたい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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