薄商いのドル円、158円台後半で節目攻防が続くか

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2026.05.25

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薄商いのドル円、158円台後半で節目攻防が続くか

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薄商いのドル円、158円台後半で節目攻防が続くか
本日のポイント
  1. 1 米国・英国市場休場による流動性低下
  2. 2 シンガポール1-3月期GDP確定値

前日のNY市場は、米国とイランを巡る協議進展への期待を背景に、株式市場では主要指数が上昇し、米10年債利回りは4.56%近辺へ低下した。週明けの原油市場では、ホルムズ海峡再開への期待から北海ブレントが100ドルを下回る水準まで下落し、エネルギー価格を通じたインフレ警戒はいったん和らいでいる。為替市場では、原油安とリスク選好の流れを受けて米ドルがやや軟化し、ドル円は158円台後半で推移した。全体としては、中東情勢を巡る期待が市場心理を下支えする一方、米国・英国市場の休場を控えて流動性が低下しやすい市場だったといえそうだ。

テクニカル的に見ると、ドル円は足元で158円台後半に位置しており、上値では159.00円前後が直近レジスタンスとして意識されやすい。ここを明確に上抜けると159.50円、さらに160.00円の節目を試す展開となるかが焦点だ。一方、下値では158.50円前後が最初のサポートとなり、ここを割り込むと158.00円、さらに157.50円付近まで下値を探る可能性がある。今回はレンジ継続型の見方が当てはまりやすく、米国・英国市場が休場となるなかでは、明確な材料が出にくい一方で薄商いによる急変動には注意が必要だ。159円台では介入警戒や利益確定売りも意識されやすく、節目価格付近では値動きが荒くなる可能性がある。

本日の指標は、21:00にメキシコ4月貿易収支が予定されている。午前中に発表されたシンガポール1-3月期GDP確定値は前期比1.0%、前年比6.0%となり、速報値から上方修正された。ただし、本日は米国がメモリアルデー、英国がスプリング・バンク・ホリデーで休場となるため、欧州時間からNY時間にかけては市場参加者が限られやすい。大きな米指標がないなか、週明けは原油安、米金利、ドル円の節目価格を確認しながら、薄商いのなかで159円台を試すのか、それとも上値を抑えられるのかを見極めたい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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