ドル円159円、FOMC議事要旨で節目突破か

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2026.05.20

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ドル円159円、FOMC議事要旨で節目突破か

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ドル円159円、FOMC議事要旨で節目突破か
本日のポイント
  1. 1 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
  2. 2 ベイリー英中銀(BOE)総裁発言

前日のNY市場は、米長期金利の上昇が重しとなり、株式市場では主要指数がそろって下落した。S&P500種は0.7%安、ダウ平均は0.6%安、ナスダック総合は0.8%安となり、高金利による企業収益や株価バリュエーションへの警戒が意識された。米10年債利回りは4.66%近辺まで上昇し、30年債利回りも高水準で推移するなど、債券市場では売り圧力が続いている。一方、原油市場では中東情勢を巡る不透明感が残るなか、北海ブレントは110ドルを上回る水準を維持した。為替市場では、米金利上昇を背景にドル買いが入りやすく、ドル円は158円台後半から159円近辺で推移した。全体としては、株安・金利上昇・ドル高が並行し、FOMC議事要旨を前に神経質な地合いだったといえそうだ。

テクニカル的に見ると、ドル円は足元で159円近辺に位置しており、上値では159.20円から159.50円付近が目先のレジスタンスとして意識されやすい。ここを明確に上抜けると160.00円の節目を試す展開となるかが焦点だ。一方、下値では158.50円前後が最初のサポートとなり、ここを割り込むと158.00円、さらに157.50円付近まで下値を探る可能性がある。今回は節目攻防型の見方が当てはまりやすく、159円台では介入警戒や利益確定売りも意識されやすい。FOMC議事要旨を受けて米金利とドルが再び上向く場合は、ストップロスを巻き込みながら160円方向を試す場面に注意したい。

本日の指標は、18:00にユーロ圏4月消費者物価指数(HICP、改定値)、22:15にベイリー英中銀(BOE)総裁の発言、27:00に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が予定されている。ユーロ圏HICPは前年比3.0%、HICPコア指数は前年比2.2%が見込まれており、欧州の物価鈍化ペースを確認する材料となる。NY時間はFOMC議事要旨でインフレ警戒や追加利上げへの温度感がどこまで示されるかが焦点となり、米金利とドル円が159円台で上値を伸ばせるのか、それとも為替介入警戒感を背景に上値を抑えられるのかを見極めたい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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