2026.05.19
前日のNY市場は、原油高や米金利上昇への警戒が残るなか、株式市場では方向感の定まりにくい展開となった。ダウ平均は49,686.12で0.32%高となった一方、S&P500種は7,403.05で0.07%安、ナスダック総合は26,090.73で0.51%安となり、主要指数はまちまちだった。米10年債利回りは高水準で推移し、インフレ警戒と借り入れコストの高止まりが意識されている。原油市場では中東情勢を巡る供給不安が続き、北海ブレントは高値圏での値動きとなった。為替市場では、米金利の高止まりがドルを下支えする一方、ドル指数はやや軟化した。ドル円は158円台前半から半ばを中心に推移しており、全体としては、株式市場の方向感が定まりにくいなか、原油高・金利高・介入警戒が同時に意識される神経質なNY市場だったといえそうだ。
テクニカル的に見ると、ドル円は足元で158円台前半から半ばに位置しており、上値では159.00円前後が目先のレジスタンスとして意識されやすい。ここを明確に上抜けると159.50円、さらに160.00円の節目を試す展開となるかが焦点だ。一方、下値では158.00円前後が最初のサポートとなり、ここを割り込むと157.50円、さらに157.00円付近まで下値を探る可能性がある。今回は節目攻防型の見方が当てはまりやすく、159円台から160円にかけては介入警戒が強まりやすい。米住宅指標やカナダCPIを受けて北米時間の金利・通貨が動く場合は、節目価格付近でストップロスを巻き込みながら値動きが速まる場面に注意したい。
本日の指標は、15:00に英国3月失業率、21:30にカナダ4月消費者物価指数(CPI)、23:00に米国4月住宅販売保留指数が予定されている。カナダCPIは前月比0.7%、前年比3.1%が見込まれており、北米時間の金利見通しやカナダドルの反応が注目される。米住宅販売保留指数は前月比1.3%、前年比2.0%の上昇が見込まれており、高金利環境下で住宅市場がどこまで底堅さを維持できるかが焦点となる。NY時間は米住宅指標を受けた米金利とドルの反応を確認しながら、ドル円が159円台に乗せられるのか、それとも介入警戒や利益確定売りに上値を抑えられるのかを見極めたい。
新規口座開設で
18,000円プレゼント!