ドル円159円の攻防、米住宅指標に注目か

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2026.05.18

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ドル円159円の攻防、米住宅指標に注目か

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ドル円159円の攻防、米住宅指標に注目か
本日のポイント
  1. 1 米国5月NAHB住宅市場指数
  2. 2 米国3月対米証券投資

前日のNY市場は、原油高と米金利上昇への警戒が重しとなり、株式市場では利益確定売りが優勢となった。S&P500種は1.2%安、ダウ平均は1.1%安、ナスダック総合は1.5%安となり、AI関連株を中心に高値圏からの調整が意識された。週明けにかけては中東情勢を巡る不透明感から北海ブレントが110ドル近辺へ上昇し、米10年債利回りも4.6%近辺まで上昇するなど、インフレ警戒と債券売りが続いている。為替市場では、米金利上昇を背景にドルが底堅く推移し、ドル円は158円台後半から159円近辺まで上昇した。全体としては、株安・原油高・金利上昇が同時に意識されるなか、ドル買いと円安圧力が残る神経質な市場だったといえそうだ。

テクニカル的に見ると、ドル円は足元で159円前後に位置しており、上値では159.00円から159.20円付近が目先のレジスタンスとして意識されやすい。ここを明確に上抜けると159.50円、さらに160.00円の節目を試す展開となるかが焦点だ。一方、下値では158.50円前後が最初のサポートとなり、ここを割り込むと158.00円、さらに157.50円付近まで下値を探る可能性がある。今回は節目攻防型の見方が当てはまりやすく、159円台から160円にかけては為替介入警戒も強まりやすい。米住宅指標や対米証券投資を受けて米金利とドルが再び上向く場合は、ストップロスを巻き込みながら値動きが速まる場面に注意したい。

本日の指標は、11:00に中国4月小売売上高と4月鉱工業生産、16:00にトルコ5月消費者信頼感指数、23:00に米国5月NAHB住宅市場指数、29:00に米国3月対米証券投資が予定されている。中国では小売売上高と鉱工業生産が市場予想を下回り、景気減速への警戒が意識されやすい内容となった。NY時間はNAHB住宅市場指数が前回と同じ34で見込まれており、住宅市場の停滞感がどこまで続くかが焦点となる。週明けは原油高と米金利上昇を背景にドル円が159円台へ乗せられるのか、それとも介入警戒や株安を受けた利益確定売りに上値を抑えられるのかを見極めたい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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