2025.10.30
前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。引けにかけて米ドル買いの流れが強まったことで、米ドル/円は153.000付近まで約100pips上昇する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの153.000付近を上抜けた場合は、153.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの152.000付近を下抜けた場合は、151.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。
本日は、正午前後にBOJ政策金利&声明発表、日銀経済・物価情勢の展望、15時半に日・植田日銀総裁の発言、19時に欧・GDP、21時半に米・新規失業保険申請件数(米政府機関の閉鎖により発表未定)、米・GDP(米政府機関の閉鎖により発表未定)、米・個人消費、22時15分に欧・ECB政策金利&声明発表、22時45分に欧・ラガルドECB総裁の発言、26時15分に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言が予定されている。また、米中首脳会談や、アップル・アマゾンなどの米主要企業の第3四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。
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