ロンドン時間帯での英ポンドの値動きに警戒か

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2025.09.12

ロンドン時間帯での英ポンドの値動きに警戒か

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ロンドン時間帯での英ポンドの値動きに警戒か
本日のポイント
  1. 1 英国のGDP
  2. 2 米ドルの方向性

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に148円台まで上昇したものの、引けにかけては上値の重い展開となり、147円台前半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの147.500付近を上抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの147.000付近を下抜けた場合は、146.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、15時に英・GDP、英・鉱工業生産、23時に米・ミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。英国の重要経済指標を静観しつつ、ロンドン時間帯での英ポンドの値動きに警戒したい。また、米国などの経済指標・要人発言は控えていないため、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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