戻り売り、押し目買いのどちらが優勢となるかに注目か

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2025.09.10

戻り売り、押し目買いのどちらが優勢となるかに注目か

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戻り売り、押し目買いのどちらが優勢となるかに注目か
本日のポイント
  1. 1 米国の生産者物価指数
  2. 2 米国の10年債入札

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に146円台前半まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、147円台中盤でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの147.500付近を上抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの146.500付近を下抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近安値付近で反転上昇している状況のため、戻り売り・押し目買いのどちらが優勢となるかに注目したい。

本日は、21時半に米・生産者物価指数、23時半に米・週間原油在庫、26時に米・10年債入札、翌8時15分に NZ・ホークスビーRBNZ総裁の発言が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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