米国の要人発言による米ドル/円の方向性に注目か

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2025.08.06

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米国の要人発言による米ドル/円の方向性に注目か

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米国の要人発言による米ドル/円の方向性に注目か
本日のポイント
  1. 1 米国の要人発言
  2. 2 米国の10年債入札

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に146円台後半まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、147円台中盤でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの148.000付近を上抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの147.000付近を下抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値の堅い流れが続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、23時半に米・週間原油在庫、25時45分に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、26時に米・10年債入札、27時に米・クックFRB理事の発言、米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、翌10時半に豪・貿易収支が予定されている。米国の要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。また、米主要企業の第2四半期決算が本格化しているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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