米国の30年債入札による米ドル/円の展開に注目か

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2025.08.07

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米国の30年債入札による米ドル/円の展開に注目か

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米国の30年債入札による米ドル/円の展開に注目か
本日のポイント
  1. 1 英国の政策金利&声明発表
  2. 2 米国の30年債入札

前日のNY市場は、株高・金利高・原油安のマチマチの展開となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は147円台での揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの147.500付近を上抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの146.500付近を下抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、20時に英・BOE政策金利&声明発表、英・BOE議事録公表、20時半に英・ベイリーBOE総裁の発言、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期非農業部門労働生産性、23時に加・Ivey購買部協会指数、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、26時に米・30年債入札、翌8時50分に日・日銀金融政策決定会合における主な意見公表が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、英ポンドや米ドルの値動きに注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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