2025.07.16
前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル全面高になったことで米ドル/円はジリ上げ相場となり、148円台後半まで約150pips上昇する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの149.000付近を上抜けた場合は、150.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの148.000付近を下抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値を上抜けて推移している状況のため、新たな材料が出るまでは上値余地を探る展開となるだろう。
本日は、15時に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、21時に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、21時15分に加・住宅着工件数、21時半に米・生産者物価指数、22時15分に米・鉱工業生産、米・ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言、23時に米・バーFRB理事の発言、23時半に米・週間原油在庫、27時に米・ベージュブック(地区連銀経済報告)、翌6時半に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、翌10時半に豪・失業率が予定されている。また、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなど、米主要企業の第2四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。
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