米・要人発言と主要企業の第2四半期決算に注意か

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2025.07.17

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米・要人発言と主要企業の第2四半期決算に注意か

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米・要人発言と主要企業の第2四半期決算に注意か
本日のポイント
  1. 1 英国の失業率
  2. 2 米国の小売売上高

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。パウエルFRB議長を解任する可能性があるとの報道を受けて、米ドル/円は146円台まで約200pips急落したものの、トランプ大統領が同報道を否定する発言をしたことで買い戻しとなり、147円台後半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの148.000付近を上抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの147.000付近を下抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、15時に英・失業率、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・小売売上高、米・フィラデルフィア連銀景況指数、米・輸入物価指数、23時に米・クーグラ―FRB理事の発言、26時半に米・クックFRB理事の発言、翌7時半に米・ウォラーFRB理事の発言が予定されている。また、ネットフリックスなど、米主要企業の第2四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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