2025.07.11
前日のNY市場は、株高・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に146円台後半まで上昇したものの、引けにかけては上値の重い展開となり、146円台前半でクローズする結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの147.000付近を上抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの146.000付近を下抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。
本日は、15時に英・GDP、英・鉱工業生産、21時半に加・失業率が予定されている。各国の経済指標を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。また、トランプ大統領の相互関税に関する発言によって大きく動く可能性があるため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。
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