米国の30年債入札に注目か

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2025.07.10

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米国の30年債入札に注目か

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米国の30年債入札に注目か
本日のポイント
  1. 1 米国の新規失業保険申請件数
  2. 2 米国の要人発言

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に147円台まで上昇したものの、引けにかけては戻り売り優勢となり、146円台前半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの146.500付近を上抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの145.500付近を下抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、21時半に米・新規失業保険申請件数、22時に米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言、26時に米・30年債入札、26時15分に米・ウォラーFRB理事の発言、27時半に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が予定されている。また、トランプ大統領の相互関税に関する発言によって荒い値動きとなる可能性があるため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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