2025.06.27
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル全面安になったことで米ドル/円は上値の重い展開となり、144円台前半まで約100pips下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.000付近を上抜けた場合は、145.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.000付近を下抜けた場合は、143.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。
本日は、20時半に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、21時半に加・GDP、米・個人所得、米・PCEデフレーター、22時15分に米・クックFRB理事の発言、米・ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言、23時に米・ミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。米国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。
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