2025.06.25
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。有事のドル買いの巻き戻しによって米ドル安の流れが強まり、米ドル/円は144円台中盤まで約150pips下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.500付近を上抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.500付近を下抜けた場合は、144.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近レンジボックス内での推移が継続しているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。
本日は、23時に米・新築住宅販売件数、米・パウエルFRB議長の議会証言、23時半に米・週間原油在庫、26時に米・5年債入札が予定されている。米国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。また、NATO首脳会議が開催中のため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。
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