各国の重要経済指標を注視したい

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2025.06.12

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各国の重要経済指標を注視したい

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各国の重要経済指標を注視したい
本日のポイント
  1. 1 英国のGDP
  2. 2 米国の新規失業保険申請件数

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のマチマチの展開となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に145円台中盤まで上昇したものの、米国の消費者物価指数が予想を下回ったことで米ドル売りの流れが強まり、144円台前半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.000付近を上抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.000付近を下抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値の堅い展開が続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、15時に英・GDP、英・鉱工業生産、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・生産者物価指数、26時に米・30年債入札が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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