米国の重要経済指標を注視

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2025.06.11

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米国の重要経済指標を注視

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米国の重要経済指標を注視
本日のポイント
  1. 1 米国の消費者物価指数
  2. 2 米国の10年債入札

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に145円台まで上昇したものの、上値重く下値の堅い展開となり、144円台後半での揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.500付近を上抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.500付近を下抜けた場合は、144.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、21時半に米・消費者物価指数、23時半に米・週間原油在庫、26時に米・10年債入札が予定されている。米国の重要経済指標を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。また、6/15~17にかけてG7首脳会議が開催される予定のため、思惑による急変動に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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