2025.06.10
前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は上値重く下値の堅い展開となり、144円台での揉み合いに終始する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.000付近を上抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.000付近を下抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。
本日は、15時に英・失業率、26時に米・3年債入札が予定されている。米国と英国の重要経済指標を静観しつつ、米ドルと英ポンドの値動きに注目したい。また、トランプ大統領の相互関税に関する発言によって上下に荒い値動きとなる可能性があるため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。
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