2025.05.30
前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は東京時間帯に146円台まで上昇したものの、ロンドン市場・NY市場では戻り売り優勢となり、144円台前半でクローズする結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの144.500付近を上抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの143.500付近を下抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏から反転急落している状況のため、新たな材料が出るまでは上値の重い展開となるだろう。
本日は、21時半に加・GDP、米・個人所得、米・PCEデフレーター、22時45分に米・シカゴ購買部協会景気指数、23時に米・ミシガン大消費者信頼感指数、25時20分に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。また、トランプ大統領の相互関税に関する発言によって荒い値動きとなる可能性があるため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。
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