2025.06.02
週明けは、やや下窓でスタート。米ドル/円は143円台後半で軟調に推移しており、先週高値の146.200付近から約250pips下落した価格帯で揉み合っている状況だ。相互関税に関する報道によって急騰・急落する展開が続いているため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの144.500付近を上抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの143.500付近を下抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏から反転急落している状況のため、新たな材料が出るまでは上値の重い展開となるだろう。
本日は、22時45分に米・製造業PMI、23時に米・ISM製造業景況指数、23時15分に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、25時45分に米・グ―ルズビー:シカゴ連銀総裁の発言、26時に米・パウエルFRB議長の発言、翌10時半に豪・第1四半期経常収支、豪・RBA議事録公表が予定されている。米国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。
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