2025.05.28
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に142円台前半まで下落したものの、ドル高・円安の流れが強まったことで144円台まで約200pips上昇する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの144.500付近を上抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの143.500付近を下抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近安値圏から反転上昇している状況のため、新たな材料が出るまでは上値余地を探る展開となるだろう。
本日は、17時に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、26時半に米・5年債入札、27時半に米・FOMC議事録公表、翌10時にNZ・ANZ企業景況感、翌10時半に豪・第1四半期民間設備投資が予定されている。また、エヌビディアなどの米主要企業の第1四半期決算が多く控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。
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