米国のCPIとドル円の行方に注目か

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2025.05.13

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米国のCPIとドル円の行方に注目か

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米国のCPIとドル円の行方に注目か
本日のポイント
  1. 1 英国の失業率
  2. 2 米国のCPI(消費者物価指数)

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル高の流れが加速したことでドル円は148円台後半まで約300pips急上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの149.000付近を上抜けた場合は、150.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの148.000付近を下抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、米中の関税交渉の報道によって急騰している状況のため、新たなヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

本日は、15時に英・失業率、21時半に米・消費者物価指数、24時に英・ベイリーBOE総裁の発言、翌10時半に豪・第1四半期賃金コスト指数が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、ドル円の方向性に注目したい。また、米主要企業の第1四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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