米国のCPIに警戒か

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2025.04.10

米国のCPIに警戒か

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米国のCPIに警戒か
本日のポイント
  1. 1 米国のCPI(消費者物価指数)
  2. 2 米国の要人発言

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。トランプ大統領が相互関税措置を90日間停止(中国は除く)を発表したことでリスクオンの流れが強まり、米ドル/円は147円台まで約350pips急騰する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの147.500付近を上抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの146.500付近を下抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、相互関税に関する発言によって荒い値動きが続いているため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

本日は、19時に豪・ブロックRBA総裁の発言、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・CPI(消費者物価指数)、22時半に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、23時に米・ボウマンFRB理事の発言、25時に米・グ―ルズビー:シカゴ連銀総裁の発言、25時半に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、26時に米・30年債入札が予定されている。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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