米主要企業の第1四半期決算に警戒か

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2025.04.11

米主要企業の第1四半期決算に警戒か

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米主要企業の第1四半期決算に警戒か
本日のポイント
  1. 1 米国の生産者物価指数
  2. 2 米主要企業の第1四半期決算

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円はジリ下げ相場が続き、144円台前半まで約400pips下落する結果となり、トランプ大統領が90日間の関税停止を発表したことで急騰した分が全戻しとなっている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.000付近を上抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.000付近を下抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上下に荒い値動きが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、15時に英・GDP、英・鉱工業生産、21時半に米・生産者物価指数、23時に米・ミシガン大消費者信頼感指数、米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言、24時に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が予定されている。また、LPモルガン・チェースやモルガン・スタンレーなど、米主要企業の第1四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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