ヘッドラインニュースによる急変動に警戒か

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は155円台前半まで約150pips下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの156.000付近を上抜けた場合は、157.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの155.000付近を下抜けた場合は、154.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、重要な節目の155.000が意識される展開のため、下抜けた場合はストップロスによる急落に警戒したい。

本日は、16時に英・小売売上高、22時半に米・住宅着工件数、23時15分に米・鉱工業生産が予定されている。翌週の1/20（月）は米国が祝日による休場となり、トランプ次期大統領の就任式が予定されているため、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。

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