米主要企業の第4四半期決算に警戒か

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2025.01.16

米主要企業の第4四半期決算に警戒か

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米主要企業の第4四半期決算に警戒か
本日のポイント
  1. 1 米国の新規失業保険申請件数
  2. 2 米主要企業の第4四半期決算

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は直近安値を下抜けて156.000付近まで急落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの157.000付近を上抜けた場合は、158.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの156.000付近を下抜けた場合は、155.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏から下落している状況のため、戻り売り・押し目買いのどちらが優勢となるかに注目したい。

本日は、21時半に欧・ECB理事会議事要旨公表、22時半に米・新規失業保険申請件数、米・小売売上高、米・フィラデルフィア連銀景況指数、米・輸入物価指数、25時に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が予定されている。また、バンク・オブ・アメリカやゴールドマン・サックスなど、米主要企業の第4四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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