円と英ポンドの値動きに警戒か

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。FOMC政策金利&声明発表後は米ドル買いの流れが強まり、米ドル/円は154円台後半まで約100pips急騰する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの150.000付近を上抜けた場合は、151.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの149.000付近を下抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏での揉み合いが続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、正午過ぎに日本の政策金利&声明発表、15時半に日・植田日銀総裁の記者会見、21時に英・BOE政策金利&声明発表、英・BOE議事録公表、22時半に米・新規失業保険申請件数、米・第3四半期GDP、米・個人消費、米・フィラデルフィア連銀景況指数、24時に米・景気先行指数、米・中古住宅販売件数、翌8時半に日・全国消費者物価指数が予定されている。

---