延期されていた雇用統計に注目か

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2025.12.16

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延期されていた雇用統計に注目か

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延期されていた雇用統計に注目か
本日のポイント
  1. 1 米国の雇用統計(10月分+11月分)
  2. 2 米国の小売売上高

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は155.000付近まで約100pips下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの155.500付近を上抜けた場合は、156.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの155.000付近を下抜けた場合は、154.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近安値圏まで下落している状況のため、下抜けた場合はストップロスによる急落に警戒したい。

本日は、16時に英・失業率、17時15分に仏・製造業&サービス業PMI、17時半に独・製造業&サービス業PMI、18時に欧・製造業&サービス業PMI、18時半に英・製造業&サービス業PMI、22時半に米・雇用統計(発表が延期されていた10月分・11月分のデータ)、米・小売売上高、23時45分に米・製造業&非製造PMI、26時45分に加・マックレムBOC総裁の発言が予定されている。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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