米国の重要経済指標による市場の流れに注目か

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2025.12.03

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米国の重要経済指標による市場の流れに注目か

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米国の重要経済指標による市場の流れに注目か
本日のポイント
  1. 1 ADP雇用統計
  2. 2 ISM非製造業景況指数

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に156円台まで上昇しているものの、上値重く下値の堅い展開となり、155円台後半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの156.000付近を上抜けた場合は、156.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの155.500付近を下抜けた場合は、155.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、17時半に欧・ラガルドECB総裁の発言、22時15分に米・ADP雇用統計、22時半に米・輸入物価指数(※発表が延期されていた9月分のデータ)、23時15分に米・鉱工業生産(※同上)、24時に米・ISM非製造業景況指数、24時半に米・週間原油在庫、欧・ラガルドECB総裁の発言、翌9時半に豪・貿易収支が予定されている。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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