2025.12.02
前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は一時的に154円台後半まで下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの155.500付近を上抜けた場合は、156.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの154.500付近を下抜けた場合は、154.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏から続落している状況のため、新たな材料が出るまでは上値の重い展開となるだろう。
本日は、16時に英・BOE金融安定報告書公表、19時に欧・消費者物価指数、24時に米・ボウマンFRB副議長の発言、翌9時半に豪・第3四半期GDPが予定されている。ブラックアウト期間中によって米要人は金融政策に関する発言はない予定のため、英国や欧州の重要経済指標による値動きに注目したい。
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