2025.11.07
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は153円台前半まで下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの153.500付近を上抜けた場合は、154.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの152.500付近を下抜けた場合は、152.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。
本日は、17時に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、21時に米・ジェファーソンFRB副議長の発言、22時半に加・失業率、米・雇用統計(※米政府閉鎖の影響によって発表が未定)、24時に米・ミシガン大消費者信頼感指数、29時に米・ミランFRB理事の発言が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。
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