2025.10.17
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は150.000付近まで約120pips下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの150.500付近を上抜けた場合は、151.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの150.000付近を下抜けた場合は、149.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏から下落している状況のため、戻り売り・押し目買いのどちらが優勢となるかに注目したい。
本日は発表が延期される可能性が高い米指標が多い中で、21時半に米・住宅着工件数、米・輸入物価指数、22時15分に米・鉱工業生産、25時15分に米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言が予定されている。米国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。
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