2025.07.23
前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル全面安になったことで米ドル/円は上値の重い展開となり、146円台中盤まで約150pips下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの147.000付近を上抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの146.000付近を下抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏から下落している状況のため、新たな材料が出るまでは上値の重い展開となるだろう。
本日は、23時に米・中古住宅販売件数、23時半に米・週間原油在庫、26時に米・20年債入札、翌12時05分に豪・ブロックRBA総裁の発言が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。また、テスラやアルファベットなど、米主要企業の第2四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。
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