豪の政策金利・声明発表に注目か

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル買いの流れが強まったことで米ドル/円はジリ上げ相場となり、146円台前半まで約200pips上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの146.500付近を上抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの145.500付近を下抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段安が想定される。短期的な上昇トレンドが発生しているため、新たな材料が出るまでは上値余地を探る展開となるだろう。

本日は、13時半に豪・RBA政策金利&声明発表、14時半に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、23時に加・Ivey購買部協会指数、26時に米・3年債入札、翌10時半に中国・消費者物価指数、中・生産者物価指数が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、豪ドルの方向性に注目したい。

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