ADP雇用統計、米ドル/円の方向性に注目か

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2025.07.02

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ADP雇用統計、米ドル/円の方向性に注目か

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ADP雇用統計、米ドル/円の方向性に注目か
本日のポイント
  1. 1 ADP雇用統計
  2. 2 ラガルドECB総裁の発言

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のマチマチの展開となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は142円台後半まで約150pips下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの143.500付近を上抜けた場合は、144.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの142.500付近を下抜けた場合は、142.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近安値圏まで下落している状況のため、下抜けた場合はストップロスによる急落に警戒したい。

本日は、21時15分に米・ADP雇用統計、23時15分に欧・ラガルドECB総裁の発言、23時半に米・週間原油在庫、翌10時半に豪・貿易収支、日・高田日銀審議委員の発言が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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