2025.07.03
前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のマチマチの展開となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に144円台前半まで上昇したものの、ADP雇用統計が予想より悪化したことで上値の重い展開となり、143円台中盤でクローズする結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの144.000付近を上抜けた場合は、144.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの143.000付近を下抜けた場合は、142.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値の堅い展開が続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。
本日は、20時半に欧・ECB理事会議事要旨公表、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・雇用統計、米・貿易収支、23時に米・ISM非製造業景況指数、24時に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。7月4日は米国の独立記念日であり、金融市場は休場となるため、連休前の米ドル/円の方向性に注目したい。
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