2025.06.17
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のマチマチの展開となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に143円台まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、144円台後半でクローズする結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.000付近を上抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.000付近を下抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。
本日は、正午前後にBOJ政策金利&声明発表、15時半に日・植田日銀総裁の記者会見、21時半に米・小売売上高、米・輸入物価指数、22時15分に米・鉱工業生産、翌7時45分にNZ・第1四半期経常収支が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、植田日銀総裁の記者会見後に円売り・円買いのどちらの流れとなるかに注目したい。
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