各国の政策金利&声明発表に警戒か

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2025.04.17

各国の政策金利&声明発表に警戒か

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各国の政策金利&声明発表に警戒か
本日のポイント
  1. 1 トルコの政策金利&声明発表
  2. 2 欧州の政策金利&声明発表

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円買いの流れが強まったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は141円台後半まで約120pips下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの142.500付近を上抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの141.500付近を下抜けた場合は、141.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、本日中にベッセント財務長官と赤沢経済再生担当大臣が関税に関する協議を行う予定のため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

本日は、20時にトルコ・TCMB政策金利&声明発表、21時15分に欧・ECB政策金利&声明発表、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・住宅着工件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、21時45分に欧・ラガルドECB総裁の発言、24時45分に米・バーFRB理事の発言が予定されている。また、ネットフリックスやアメリカンエキスプレスなど、米主要企業の第1四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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