英ポンドと米ドルの値動きに警戒か

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2025.04.16

英ポンドと米ドルの値動きに警戒か

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英ポンドと米ドルの値動きに警戒か
本日のポイント
  1. 1 英国の消費者物価指数
  2. 2 パウエルFRB議長の発言

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は143.000を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの143.500付近を上抜けた場合は、144.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの142.500付近を下抜けた場合は、142.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、15時に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、21時半に米・小売売上高、22時15分に米・鉱工業生産、22時45分に加・BOC政策金利&声明発表、23時半に加・マックレムBOC総裁の記者会見、米・週間原油在庫、25時に米・ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言、26時に米・20年債入札、26時半に米・パウエルFRB議長の発言、翌7時45 NZ・第1四半期消費者物価指数、翌8時に米・シュミッド:カンザスシティ連銀総裁の発言、米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、翌10時半に豪・失業率、日・中川日銀審議委員の発言が予定されている。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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