2025.04.15
前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に144円台まで上昇したものの、米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、143円台での揉み合いに終始する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの144.000付近を上抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの143.000付近を下抜けた場合は、142.000の節目に向けた一段安が想定される。今週中に、トランプ大統領が対半導体の関税に関する詳細を公表する予定のため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。
本日は、15時に英・失業率、18時に独・ZEW景況感調査、21時1分に5加・住宅着工件数、21時半に加・消費者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、米・輸入物価指数、翌7時45 分にNZ・貿易収支、翌8時10分に米・クックFRB理事の発言、翌11時に中国・第1四半期GDPが予定されている。また、シティグループやバンクオブアメリカなど、米主要企業の第1四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。
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