米国の雇用統計に注目か

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2025.04.04

米国の雇用統計に注目か

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米国の雇用統計に注目か
本日のポイント
  1. 1 米国の雇用統計
  2. 2 パウエルFRB議長の発言

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。トランプ大統領の相互関税に関する発言の影響で株価が大幅安になっており、米ドル/円は145円台前半まで約400pips下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの146.500付近を上抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの145.500付近を下抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、リスクオフの円買いが加速している状況のため、新たな材料が出るまでは上値の重い展開となるだろう。

本日は、21時半に加・失業率、米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給など)、24時25分に米・パウエルFRB議長の発言、25時に米・バーFRB理事の発言、25時45分に米・ウォラーFRB理事の発言が予定されている。米国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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