2025.04.03
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。トランプ大統領の関税に関する発言によって荒い値動きとなり、米ドル/円は148円台前半まで約200pips急落する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの149.000付近を上抜けた場合は、150.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの148.000付近を下抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏から反転下落している状況のため、新たな材料が出るまでは上値の重い展開となるだろう。
本日は、20時半に欧・ECB理事会議事要旨公表、21時半に加・貿易収支、米・新規失業保険申請件数、米・貿易収支、23時に米・ISM非製造業景況指数、25時半に米・ジェファーソンFRB副議長の発言、27時半に米・クックFRB理事の発言が予定されている。欧州と米国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、ユーロと米ドルの値動きに注目したい。
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