週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に警戒か

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2025.03.28

週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に警戒か

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週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に警戒か
本日のポイント
  1. 1 英国のGDP
  2. 2 米国のPCEデフレーター

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。円安が強まったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は151円台前半まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの151.500付近を上抜けた場合は、152.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの150.500付近を下抜けた場合は、150.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値を上抜けて上昇している状況ため、新たな材料が出るまでは下値の堅い展開となるだろう。

本日は、16時に英・第4四半期GDP、英・小売売上高、21時半に加・GDP、米・個人支出、米・PCEデフレーター、23時に米・ミシガン大消費者信頼感指数、23時15分に米・バーFRB理事の発言、28時45分に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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