月末・四半期末・年度末による急変動に警戒か

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2025.03.31

月末・四半期末・年度末による急変動に警戒か

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月末・四半期末・年度末による急変動に警戒か
本日のポイント
  1. 1 第1四半期日銀短観
  2. 2 オーストラリアの小売売上高

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は149円台後半で軟調に推移しており、先週高値の151.200付近から約150pips下落した価格帯で揉み合っている状況だ。直近高値を更新した後に反転下落している状況のため、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの150.500付近を上抜けた場合は、151.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの149.500付近を下抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での揉み合いが継続しているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、22時45分に米・シカゴ購買部協会景気指数、翌8時50分に日・第1四半期日銀短観、翌9時半に豪・小売売上高が予定されている。また、月末・四半期末・年度末の要因によって荒い値動きとなる可能性があるため、ロンドンフィキシングに向けた米ドルの方向性に注目したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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